ひたちなか市 リハビリ特化型 ハッピースマイル~ 児童発達支援・放課後デイサービス・保育園等訪問支援事業~

ひたちなか市に作業療法士が立ち上げた放デイ・児童発達支援事業・保育園等訪問支援事業を立ち上げました🎶(ハッピースマイル🍀)

🍀🎶~田彦店~(年末のご挨拶🌸🙇)             #ひたちなか市 #ひたちなか #療育 #リハビリ #作業療法士 #言語聴覚士  #リハビリ強化型 #ハッピースマイル #児童発達支援 #放課後デイサービス #保育園等訪問支援事業 #発達障害

ひたちなか市 リハビリ強化型⚽🏃‍♂️

 

🍀児童発達支援・放課後デイサービス・保育園等訪問支援事業🍀

ハッピースマイルです🍀😊😊

 

 

2021年の仕事納めとなりました🌱

 

本年もハッピースマイルに通っていただき、ありがとうございました♥️


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まだまだ試行錯誤で至らない点も多いかと思いますが、子ども達の成長に関わらせていただき、素敵な笑顔がたくさん見られ、毎日が楽しくあっという間の1年でした🤩

 

ハッピースマイルに来ていただいているお子様、ご家族様、関わってくださっている全ての皆様に感謝感謝です🙇💕

 

 

来年もご不便・ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、スタッフ一同、精一杯努力をしながらご支援をしていきたいと思っておりますので、何卒宜しくお願いいたします🍀🍀🍀

 


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来年も皆様にとってより良い1年となりますように‥🌟🌟🌟

 


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🍀🎶~田彦店~(年末企画🌸🏃)             #ひたちなか市 #ひたちなか #療育 #リハビリ #作業療法士 #言語聴覚士  #リハビリ強化型 #ハッピースマイル #児童発達支援 #放課後デイサービス #保育園等訪問支援事業 #発達障害 #発達障がい

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ハッピースマイルです🍀😊😊

 

 


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冬休みスタート🤗✨

 

年末年始のお休みをいただくので
冬休みは短いですが
楽しいハッピースマイルとなるよう
色々と計画をしております☺️☺️☺️

 

テラリウム作りや年賀状書き
年末年始のおやつのお買い物😋🎶
大掃除もみんなでやります🧹✨


初詣に絵馬制作にお正月遊び🎍🪁
短いのでやりたい事を詰め込み
予定びっしりです🤭笑


冬休みの宿題も、もちろんやります🤓🌱


計画的に終わらせていきたいですね🌟

 

児発組と放デイ組に分かれ
活動予定です💡

 

感染対策も継続して行いながら
思い出になるお休みを
子ども達と過ごしていきたいと思います🥳


先日、プラレールトミカ
木製の線路やひらがなボード…等
もう使わないから〜と
たくさんの寄付をしていただいたので
そちらも活用しながら
楽しみたいと思います🥰


寄付をしていただき
本当にありがとうございました❤️
大事に使わせていただきます🙇💕

 

寒さに負けず
たくさん動いて
(カイロも装備し…🤣)
元気&笑顔いっぱいのハッピースマイルで
本日もスタートしたいと思います🙌♥️


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🍀🎶~OT上野講座⑦ モロー反射~🍀🎶             #ひたちなか市 #ひたちなか #療育 #リハビリ #作業療法士 #言語聴覚士  #リハビリ強化型 #ハッピースマイル #児童発達支援 #放課後デイサービス #保育園等訪問支援事業 #発達障害 #英語の文献要約

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ハッピースマイルです🍀😊😊

 

 

 

こんにちは。作業療法士の上野です。

本日は、原始反射の一つであるモロー反射についてお話したいと思います。

モロー反射(Moro Reflex):

反射がみられる時期:子宮の中にいる時に出現します。

統合される時期:誕生から4ヶ月後

刺激条件:モロー反射は突然の出来事や大きな音、光、頭部の位置変化などが刺激となって引き起こされます。

どのように反応するか:赤ちゃんが誕生するときに、初めて呼吸する時に見られる反射です。両上下肢を外側に大きく広げ、息を吸い込むようなポーズをした後、身体の中心に向かって両上下肢を縮めるような動きが見られます。

重要性:誕生からすぐにみられる生体に対する防衛反応であり、「アドレナリン」というホルモンが分泌され、「戦う」か「逃げる」かという反応を見せます。
このホルモンは腎臓の上部に位置する副腎という臓器から分泌されています。副腎は血圧、血糖、水分・塩分量などの体内環境を常に一定の状態に保つためのホルモンをつくっています。
また、モロー反射は、視覚、聴覚、味覚、前庭感覚などの感覚系と繋がってる唯一の反射といわれています。よって、全ての感覚刺激に影響を受けるとともに、全ての感覚系にも影響を及ぼします。

統合されているかどうかを確認する検査:仰向けの姿勢になり、クッションを肩の部分に入れておきます。両膝は軽く曲げ、足を軽く開いた状態で目を閉じます。両肘を90度曲げて手首から力を抜いてリラックスさせた状態にします(図1)。子供の頭部を両手で持ち上げます。頭部から手の支えを外し、床に頭部が接触する前に再び頭部を支えます。この時、両手が外側に開いた場合、モロー反射が残存している可能性を示唆します。

残存の影響:

モロー反射の残存は、一見、多動行動のように見られがちです。身体が常に、「戦う」か「逃げる」かという選択を迫られてしまうからです。また、モロー反射が残存していると、免疫系にとって大事な副腎が常に分泌され、生体が副腎疲労に陥り、喘息、アレルギー、自己免疫疾患、慢性疾患などを引き起こす可能性があるといわれています。

 

他に、残存の影響は以下のような特徴が見られることがあります。
• スタミナがなく、疲れやすい
• 他者と目を合わせ続けることができない
• 光や音に敏感
• アレルギー疾患がある
• 薬による辛い副作用が生じやすい
低血糖に陥りやすい
• 変化を極度に嫌う
• 不安または緊張が見られる
• 気分の変動が見られる
• 数学的能力の低さが見られる
• 車酔いしやすい、バランス能力や調整能力が低い
• 重力に対する不安が強い(高い所が怖い)
• 視覚認知に問題がみられる
• 聞きたい音とその他の音の選別と遮断が困難
• 社会的スキル・遊びのスキルを遂行するのが困難
• 場面の切り替えが難しい
• 注意力が乏しい
• 破壊的、多動・衝動的な行動の向上
• びっくりしやすい、新しいことに挑戦できない

参考文献
①The Dragonfly Approach of Pediatric Occupational Therapy Author:Sharon Y. Mandeville-Edlin, OTR/L pp.281-285

②How to Identify Signs and Symptoms of a Retained Moro Reflex in Your Child
Kokeb Girma McDonald
https://m.youtube.com/watch?v=AftRRgQxjHY


図1モロー反射テスト(『Neuromotor Immaturity in Children and Adults: The INPP Screening Test for Clinicians and Health Practitioners』Sally Goddard Blythe著より抜粋)



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反射を統合する体操

スターフィッシュ体操(図2)


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椅子に座り、頭部を後ろに倒し、足と腕はヒトデのように外側に広げた状態にします。
 息を大きく吸ってから、ゆっくり息を吐きながら5つ数え、数えている間に右腕が左腕の上にくるように交差させ、右足が左足の上にくるように交差させまて丸くなります。
 今度は、息を吸って、5つ数えながら両手足を伸ばしていきます。
 元の姿勢に戻りましたら、今度は息を大きく吸ってから、ゆっくり息を吐きながら5つ数え、数えている間に左腕と左足が交差した時に右上下肢が上にくるようにします。
 この体操を左右3回繰り返し、30日間続けて行うことで脳の神経細胞は強固につなげることができます。


図2 スターフィッシュ体操(https://www.solvelearningdisabilities.com/)


②ポップコーン体操🍿(図3、4)


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 a)こどもは仰向けになります。この時、両腕と両足は大きく広げて伸ばしておきます。
 次に、子どもにゆっくり両膝を顎の下までもってくるように促し、丸まった姿勢を3秒保持させます。そのあとゆっくり元の姿勢に戻るように促します。これを5回繰り返します。
 b)セラピーボールの上でも同じような体操が行えます。セラピーボールの上に仰向けになり、両手両足を広げます。この時、出来るだけ頭を床に近づけるように指示します。限界まで頭を下げたら、ゆっくり元の座る姿勢に戻るよう指示します。


図3ポップコーン体操1(https://www.wholechildlearningsolutions.com/moro-reflex.html)

図4 ポップコーン体操2

 

 

 

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🍀🎶~田彦店~(メリー・クリスマス🎅🎅🎄)             #クリスマス #ひたちなか市 #ひたちなか #療育 #リハビリ #作業療法士 #言語聴覚士  #リハビリ強化型 #ハッピースマイル #児童発達支援 #放課後デイサービス #保育園等訪問支援事業 #発達障害 #発達障がい

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ハッピースマイルです🍀😊😊

 

 

🎄Merry Christmas🎁

12月24日
ハッピースマイル
クリスマス会🎅🎄🎁

 



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午前と午後で
子ども達が楽しめる活動を
11月から考えてくれたスタッフ達🥰

 



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毎日事務所で話し合い児発用と放デイ用でプレゼントを決めるのにネット検索の日々🧐


トイザらスのチラシを何度めくったことか📖🤩

 


子ども達が好きそうな…
かつ遊びながら療育になる玩具…🤔


子ども達の笑顔を想像しながら選ぶのはとっても楽しかったです♥️♥️♥️

 

 

活動にも一生懸命参加してくれ、サンタさんも遊びに来てくれて、プレゼントにも大興奮をしてくれました🤩✨

 

 


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12月から開始したツリー工作🎄
合間を見て全員に作ってもらい
お菓子と共に袋に入れてささやかなプレゼント🍪😋

 




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そして今年は

小さなお友達には『ソフトブロック』


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小学生には『ドラえもんボードゲーム』をプレゼントしました🎁💕

 


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自由時間や活動、個別療育等で楽しんでもらえたら嬉しいです🤗


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今日もたくさんの笑顔の花が咲いた
ハッピースマイルでした🥰

 


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🍀🎶~田彦店 ビジョントレーニングについて👀)🍀🎶             #ビジョントレーニング #ひたちなか市 #ひたちなか #療育 #リハビリ #作業療法士 #言語聴覚士  #リハビリ強化型 #ハッピースマイル #児童発達支援 #放課後デイサービス #保育園等訪問支援事業 #発達障害 #発達障がい

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ハッピースマイルです🍀😊😊

 

 

 

本日は田彦店、指導員リーダーの白水から、ビジョントレーニングについてお話してもらいます🍀🌸

 

 

 

みなさん、ビジョントレーニングという言葉を耳にしたことはありますか❓❓

 

海外では15年以上前から視覚機能の重要性を鑑み、オプトメトリストと言われる目の専門家が視覚機能の弱さを持っている子供達などにトレーニングを実施しています✍️🧐

 

田彦店では1年前よりビジョントレーニングを積極的に取り入れております☺️💞

 

ビジョントレーニングって名前は聞いたことがあるけど、どんなトレーニング?と思われる方もいらっしゃると思います☝️🍀

 

今回は簡単ですが、ビジョントレーニングはどのような機能を鍛え、どのように役立つのかをお話させて頂きます🍀🌸

 

 

みなさん、目がいい人って聞かれると、どのような人のことを想像しますか❓

きっと視力が良くて物が良く見える人のことを想像しますよね☺️🌸

 

しかし、視力というのは、目の機能の中の一部であり、「視力が良い=目が良い」とは言い切れないのです🧐🧐

 

本当の目が良い人と言うのは“視機能”が良い人であり、『視機能』を育てるトレーニングこそがビジョントレーニングなのです🏅🏅

 

視機能とは何?と思われる方もいらっしゃると思いますが、

 

視機能とは“対象を正確に捉え,それに伴う体の操作を正確に脳に伝える力”のことを言います🌸🧐

 

実は脳の機能を最大限に発揮するためには、視覚的な情報を取り込む力と分析する力がとても大切になります☺️☝️☝️

 

 例えば,

【自分に向かって飛んでくるボールを見た際⚾】

後頭葉は、“丸い球が飛んでくる”“と情報を得ます🍀

②側頭葉の記憶を使って、今までの経験から📕

頭頂葉は“取れる❓避ける❓”など,目で見た情報を瞬時に分析・認識をします🌸🎶

前頭葉から体に指令を出し,手と体を動かしてボールを取る⚾ということが起こります☺️

 

この目を使った一連の働きのことを『視機能』と呼ぶのです🌸🍀

 

 視機能が十分に発達していないと,

  ★正確に対象物を捉えられない ★頭の中でイメージが描けない

  ★頭の中で描いたイメージ通りに体を動かすことができない

という状態になり、脳と身体がうまく連動しないために、下記のようなつまづきに繋がってきます💦💦

 

そのため…

  ・音読の際に頭を動かしながら読んだり,何度も同じところを呼んでしまったりする

  ・板書の際,ノートと黒板を交互に見て書き写すことが難しい。また,【晴れの日⇒暖かい】という文章を,「は」「れ」「の」「日」と1文字ずつ捉えてしまい,写すことに時間がかかり,理解ができない

  ・ボディイメージが作られにくく,道具を使った運動,球技や縄跳び,ダンスが苦手。

  ・文字のバランスが悪く,マスからはみ出してしまったり,読みづらい文字を書いたりする。

  ・筆算の際に,桁を合わせて計算できない。

  ・人や物によくぶつかる

  ・集中して物を見るということが苦手で,話をしている際にも常に視線が動く

といった、学校や集団生活でのつまずきに繋がっていき、そこでの経験で「どうせ自分は勉強・運動ができない」「自信が持てない」「やる気がでない」といった子供たちのメンタルにも影響を及ぼし、「出来ないから運動をしたくない」といった負の連鎖が続いていくことで、コミュニケーション障害,二次障害といった場面にも影響を及ぼします🎶⭐

 

『見る力』は身体のピラミッドにも大きく関係し、見る力が弱いと土台が作られにくくなり、コトバや身体の動かしにくさなどにも繋がっていきます💞☺️

 


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そのため、ビジョントレーニングを通して『見る力』をつけることで

「苦手」⇒「できた!」に繋げ,自信を付けることがトレーニングの最大の目的となります🎶⭐

 

 

さて、ビジョントレーニングの目的やどのような事に役立つかをご理解頂けたところで、もう少し“視機能”についてお伝えしていきます🍀🍀

 

 

 

1.視機能とは

 視機能は大きく,3つの要素から成り立ち,3つのプロセスに分けられます☝️✍️

 

まず、視機能の3つの要素ですが、

 ◎視線を動かしながらピントを合わせる『眼球運動』

◎目で得られた情報を脳に送り,その物を把握する『視空間認知能力』

 ◎適切に体を動かす『目と体の協調運動』

 

 

 この3つの要素から成り立ち、この要素のうち1つでも弱いと見る力は弱くなり,見えにくさを引き起こします☝️☝️

 

次に、見た情報を脳で処理して行動を起こす過程を『入力』『情報処理』『出力』の3つのプロセスに分けて考え、お子様がどのポイントで躓いているのかを探っていきます🎶

 


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☆なくしものが多い、板書が苦手、図形問題が苦手、読み間違い⇒入力機能でつまづき有り

☆書き間違いが多い、鏡文字を書く、図形を上手く書けない⇒情報処理でつまづき有り

☆よく物にぶつかる、マスからはみ出て書く、手先が不器用、球技が苦手⇒情報処理、出力でつまづき有り

 

つまづきを知った後、どのようなトレーニングを行っていくかを考えていきます☝️🧐🧐

 

 

 

2.眼球運動、視空間認知能力、目と体の協調運動とは…

 

お子様のつまづきを発見したあと、課題に沿った様々なトレーニングを行っていくのですが、トレーニングをご紹介する前に、まずはそれぞれの機能のことを簡単にご説明します☺️🎶

 

 

 

 

まず、入力で主に使われる『眼球運動』とは…

大きく三つに分けられ,“追従性眼球運動”“跳躍性眼球運動”“両眼の協調運動”があります。

  1).追従性眼球運動

目でなめらかに追いかける運動や物をじっと見つめる運動のことで、対象物をしっかり眼で捉えるには,見たいものに合わせて正確に眼だけを動かす必要があり、うまくできないと,視線を正しい位置に維持できず,途中で対象物を見失ってしまいます。

2).跳躍性眼球運動

    素早く眼を動かして対象物を捉える際に必要な力や身の回りの情報から必要な情報を選択する際にも必要とされる力です。

  3).両眼の協調運動

    焦点を合わせる際に必要な力のことで、近くで物を見る際には寄り眼になり,遠くのものを見る際には離し眼して両眼をコントロールしながら焦点を合わせています。この協調運動がうまくいかないと,物が二重に見えたり,距離感や立体感がつかみづらくなってしまいます。

 

目から情報を上手く収集できなければいくら身体を動かす才能があっても、上手く動かせません💦💦

 

素早く眼球を動かし、ピントをすぐに調節することで情報を上手く収集出来るようにトレーニングを積んでいきます☺️🍀

 

次に、目で見た情報を脳に伝えて、物体がどのような物かを認識するのに関係する

 

『視空間認知能力』とは…

  眼で捉えた線や点だけの映像を,1つの形として具体的にイメージされ,それが何であるのかを認識するための力です。イメージが鮮明であればある程体が反応しやすくなり,協調運動がスムーズになったり,記憶力などにも影響を与えます☺️🎶

 

大きく分けると4つの働きがあり、

➀目に入ったすべての情報から欲しい視覚情報だけを選択する働き。

②同じもの・違うものといった区別をする働き

➂物の大きさや位置などに左右されず,同じ形を同じと認識する働き。

④眼で見た物を立体的に把握し,自分との距離や大きさ,上下左右などを認識する働き等があります。

 

この情報処理のスピードを上げる事で、目と体の協調運動をスムーズに行う事が出来ます🍀⭐

 

 

★眼と体の協調運動

  赤ちゃんは生まれたばかりのときは目と体の協調運動は備わっておらず,見ると動くは別々のもの認識となっています。しかし,発達する際に眼で見て,手や体を使って物を掴むといった経験を積み重ねることで,眼と体の協調運動を獲得していくのです。その際,ボディイメージが重要となり,ボディイメージが乏しいと体をうまく動かせないといった苦手に繋がっていきます💦💦

 

 

前置きが長くなりましたが、実際にトレーニングをしてみましょう!!

まずはこの画像で1から順に番号を追ってみてください!

 


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これは跳躍性眼球運動を主に使用し、情報処理能力を向上するのに役立ちます🍀☺️

 

次にこの画像を見てもらい、メトロノームなどに合わせて一定のリズム、ひらがな→文字の色、漢字→言葉の名称を読んでください😳✍️

 


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このトレーニングは、追従性眼球運動、情報処理、出力に関係するトレーニングであるのですが、みなさん、出来ましたか?なかなか難しかった方もいらっしゃるのではないかと思います😭

(因みにスタッフ(白水)はすぐにギブアップでした…(笑)白水は目でコトバを追えましたが、コトバには出来ず…汗  情報処理と出力に関してのつまづきがある様でした。)

 

 

実は、とっても難しいことを行っているトレーニングである事を実感頂けましたが❓❓

 

発達障害と視機能の弱さには深い関係性があると言われており,生まれつき脳の発達や働き方に偏りがあるため,視機能の弱さがより多く見られるといった研究もあります。普段から出来ないと評価されがちな子どもたちに“出来なかった”という評価を与えないように、楽しみながら毎日コツコツとトレーニングを行っていく事が大切です☺️🍀

 

3.ビジョントレーニングを行おう!!

ビジョントレーニングには、様々トレーニングがあります🌸🍀

 

・左右に指を出し、一定のリズムでその指を見ていくトレーニン

・紐で釣ってあるボールを振り子のようにしておき、そのボールにタッチするOR 避ける

・4色の色を用意し、スタッフが指を指したところをタッチする

・上から物を落とし、落とさないようにキャッチする

 

他にもまだまだ色々な種類のトレーニングがあります。

ハッピースマイルでは、その日通所してくれるお子様に合わせたトレーニングを実施しておりますが、ご家庭でハッピースマイルで行っているようなトレーニングを行うのは大変!!と思われる方もいらっしゃると思います。しかし、ビジョントレーニングは,普段の生活に取り入れることがとっても簡単なんです!!

 

実は、視機能の低下の問題には,デジタル機器の発達が大きく関係していると言われています。昔の子は公園での鬼ごっこ等を通して眼球運動を行い,捕まらないように鬼の場所や他のお友達の場所を認識し,公園いっぱい走るといった遊びで、体や眼を大きく使い視機能を高めることが自然とできていました☺️☺️

しかし,TVやゲーム機などの発達により,一転を集中して見続けるため,眼を長時間動かさない,動かすのは指先だけといった状態により,眼を動かす経験がどんどん激減していってしまっています。

 

そのため、

・公園で体を大きく使って遊ぶ。(鬼ごっこ・遊具・ボール遊びなど)

  ・散歩に行き,いろいろな所に目を向ける

  ・手遊びやブロック遊びをする といった普段の遊びの中に簡単に取り入れる事が出来ます。

 

そして一番おすすめなのは“お子様にお手伝いをしてもらう!!”ということです💞💞💞

 

掃き掃除には,目でゴミを発見し、身体を使ってゴミを履き集めるといったビジョントレーニングの要素がたくさん盛り込まれています。掃き掃除もまだ難しすぎるといったお子様もいらっしゃるかと思いますが、お風呂掃除,料理をする,ご飯をよそう,机を拭く、洗濯ものをたたむ等、お子様が出来るところから少しずつやってみましょう!!

 

 

お手伝いは、お子様の身辺自立にも大いに役立ちます!!

ぜひ、お手伝い、外遊び等を積極的に取り入れてみてください!!

 

毎日5分でもコツコツと続けていく事が大事ですので、プリント学習の方が得意!というお子様には、ビジョントレーニングのプリントなどをご準備できますので、お気軽にお声掛け下さい♪

 

 

以上、ビジョントレーニングについてでした!!

 

 

 

当事業所のスタッフはリハ職ではなくてもこれだけの知識があり、しっかりとした目的を持って活動を行っております💞☺️☺️

私としてもとても頼りになり、誇らしいスタッフばかりです🌸🍀🍀

🍀🎶~文献掲載~(🌸🏃)北関東信越ブロック学会 作業療法学会での発表🍀🎶             #ひたちなか市 #ひたちなか #療育 #リハビリ #作業療法士 #言語聴覚士  #リハビリ強化型 #ハッピースマイル #児童発達支援 #放課後デイサービス #保育園等訪問支援事業 #発達障害 #発達障がい

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🍀児童発達支援・放課後デイサービス・保育園等訪問支援事業🍀

ハッピースマイルです🍀😊😊

 

 


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2021年11月20日.11月21日に開催されました、

 

「第六回北関東信越ブロック学会

第13回茨城県作業療法学会」

 

において、ハッピースマイル津田店所長の

作業療法士 八代醍が発表致しました🎊🧐🍀

 


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ここ数年で、児童発達支援事業・放課後等デイサービス・保育園等訪問においてリハビリ職種に対する需要が高まり、加算がついたりと子供達にとってはとても良い流れになっていると感じています☺️🌸

 

それにあたり、リハビリ職種からの興味関心も強まっております🍀🧐

 

 

 

当事業所では

「リハビリ特化型」🌸🍀

という点を強調させていただいております☺️🎶

 

ただ単に、リハビリの資格を持った人が多いだけではなく、しっかりとした考え・知識を持ち、リハビリスタッフのみではなく、全スタッフがリハビリの知識を共有して全体的にハッピースマイルはリハビリ特化型療育と強調させていただいております🌸🍀

 

 

その一部を今回の発表でお見せ致しました☺️🎶

 

・OTとしての個別療育ではどんな事をしているのか🌸

・集団療育スタッフとの連携・情報交換

・1日の流れはどうなのか🎶

・環境調整の工夫点🌸🍀

・TEACCHの方法🎶

などなど盛りだくさんの内容でした🌸☺️

 

(※発表資料の一部をお見せいたします🍀)

 


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他県からの御相談なども増えてきております🎶🍀

まだまだ未熟な私達ですが、様々な方々とやり取りをさせていただき、私達も成長を続けていきます☺️☺️

※最近は様々な就労支援施設様の見学などをさせて頂いております☺️🌸本当にありがたいです🎶

 

 

これからもよろしくおねがいします🌸🎶

 

🍀🎶~OT上野講座⑥~非対称性緊張性頸反射~(🌸🏃)🍀🎶             #ひたちなか市 #ひたちなか #療育 #リハビリ #作業療法士 #言語聴覚士  #リハビリ強化型 #ハッピースマイル #児童発達支援 #放課後デイサービス #保育園等訪問支援事業 #発達障害 #英語の文献要約

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🍀児童発達支援・放課後デイサービス・保育園等訪問支援事業🍀

ハッピースマイルです🍀😊😊

 

 

発達分野における研究レベルは日本よりも海外が進んでいるという現状や、海外のほうが様々な考え方があるという状態です🍀🌸

 

しかし、海外の文献は全て英語💦💦

私達にはどうしても勉強しにくい状態です🥲🥲

 

しかししかし!!

ハッピースマイルには、TOEIC965点上野大先生がいます🍀🎶

今日の内容も海外の英文を要約した内容が含まれています🌸⭐⭐

 

 

 

 

 

こんにちは。作業療法士の上野です。

 

本日は、原始反射の一つである

非対称性緊張性頸反射

についてお話したいと思います。

 

ATNR(Asymmetrical Tonic Neck Reflex):非対称性緊張性頸反射(ひたいしょうせいきんちょうせいけいはんしゃ)

 

反射がみられる時期:0−2ヶ月

 

統合される時期:4−6ヶ月

 

刺激条件:頸の回旋によって刺激を受けます

 

どのように反応するか:乳児を仰向けで寝かせて、首を右に回旋(右に曲げる)させると、右腕右足が真っ直ぐ伸び、左腕左足が曲がります。左に向かせると、左腕左足が真っ直ぐ伸び、右腕右足が曲がります。


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重要性:目と手の協調性の土台となり、距離の感覚を養います。例えば、赤ちゃんのそばでガラガラを振ると、その音の方へ顔を向けます。顔を向けると同時に、顔を向けた方と同じ側の腕が伸びてガラガラを手に取って振ります。目で「見た」ものを「触る」ことで、その情報が蓄積され、適切な距離感を学習し、手と目を同時に使用して、環境に適応した行動がとれるようになります。また、前庭感覚への刺激にも関係し、筋肉の張りの調整にも関わってきます。

 

統合されているかどうかを確認する検査:四つ這い姿勢をとってもらい、首を片側に曲げた時に反対側の腕が曲がってないかを確認します。このような状態が少しでもみられる場合は、まだ十分に統合されていないことを示唆します。

 

残存の影響:

 

座る姿勢

 椅子に座る際に、子供が非対称な姿勢になっていることがあります。右利きの場合、顔を正面に向けた時に、右腕と右脚が伸び、左腕と左脚が曲がり、体幹正中線から左方向へ離れた向きに斜めの状態で座っていることがあります。


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注意や集中

 子供が注意を向けようと、ある方向に頭部を回旋すると、顔の向きと同じ方向に体ごと回旋してしまうことがあります。このような場合、分離した行動を伴うような課題に苦労することがあります。例えば、頭部を固定した状態で、目線だけを先生の方に向けて、机にある折り紙を両手を使って半分に折る作業が困難となることがあります。

 

書く動作

 物を書く時には、身体の各部位の分離した動きが大切になります。ATNRの残存は、それを妨げる要因となります。もし、子供が正中線から離れた方向に頭部を回すと、向いた方向の手足が伸ばされ、その逆側が曲がるように動いてしまいます。

 このように、ATNRの残存は、子供が紙を非利き手で抑えることを困難にしたり、利き手で鉛筆を上手くコントロールして書くことを妨げます。また、黒板を見て、それをノートに書き写す動作は、頭部と視覚の分離された動きが必要となり、ATNRの残存はこの動作も困難にさせます。

 

ハサミ操作

 ハサミの使用にも影響を与えます。紙を切るときは、正中線上で紙を非利き手で抑えて「縦方向」に切りますが、ATNRの残存している子供の中には、非利き手で紙をぎゅーと握ってしまい、紙を「横方向」に切っていることがあります。

 

両手動作

 両側の体を独立させて動かすだけの基盤が欠けており、両手を協調させて動かしたり、目と手を同時に動かす動作が困難となります。例えば、ファスナーを上にあげたり、靴紐を結んだり、楽器を演奏することが困難となります。

 

読む動作

 物を読む能力には、目をスムーズに動かす能力が必要となります。ATNRが残存している場合、頭部の動きから目を分離して動かす能力が乏しいため、読みたい場所の「特定」、「スキャン」、「トラッキング」、「注視(じっと見つめる)」などの動作が困難となる場合があります。

 

キーボード操作

 両手を体の正中線上にもっていき、キーボードの使いやすい位置に配置することができず、一本の指で探して押すような操作になってしまうことがあります。

 

歩行動作

 歩いている最中に、頭部を正中線から離れた方向に回した場合、子どもの身体全体が頭部の方向と同じ向きになってしまうことがあります。

 他の児童と違う方向を向いてたり、列からはみ出してしまったり、他の児童と違う動きをしてしまい、列になってまっすぐ歩くという行為を困難にさせます。

 

走る動作

 左右均等に腕を振ることができなかったり、全体的に走行スピードが遅く、正確性に欠けます。また、他の児童と同じように動くことができないため、球技やチームで動く必要性のある活動では、遅れをとってしまうことがあります。

 

統合を助ける体操:

①トカゲ体操

 


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 腹這いになり、左に頭部を向けて、左上下肢をL字に曲げます。右の上下肢は伸ばしてリラックスさせた状態で、その姿勢を10−30秒保持します。

 次に、頭部だけ右に回して、その後に左上下肢を真っ直ぐ伸ばしてから、今度は右上下肢をL字に曲げてその姿勢を10−30秒保持します。左に頭部を回してから右上下肢を真っ直ぐに下ろします。

 

②手で膝をタッチ

 


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 仰向けになり、左膝を上げて左手で膝をタッチする動作を10回繰り返します。次に、右膝を上げて左手でクロスタッチする動作を10回繰り返します。

 終わりましたら、今度は右膝を上げて、右手でタッチを10回繰り返します。次に、左膝を上げて、右手でクロスタッチする動作を10回繰り返します。

 立ってできる子供は、同じ動作を、立ってチャレンジしてみましょう。

 

③立位でもも上げ運動

 真っ直ぐ立った状態から、両手を真っ直ぐにして、両手を天井に向けた状態で保持します。右膝を腕の高さまで上げます。今度は左膝を腕の高さまで上げます。これを交互に15−20回繰り返し、3セット行います。

 

④壁を利用したプッシュアップ(腕立て伏せ)

 


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 壁に対して左手が壁側にくるように立ちます。左手を壁につけ、左側に頭を向けて壁を見ます。右手は腰に添えて、両足は肩幅ぐらいに開きます。左腕を曲げたり、伸ばしたりを10回繰り返します。左膝も軽く曲げるように曲げ伸ばしします。

 次に、頭部を壁と反対側に向け、右腕を伸ばして右手の先を見ます。左手は壁につけたまま、左腕を曲げ伸ばし10回行います。頭部が壁の方を向かないように注意しましょう。

 終了しましたら、今度は右手を壁につけて、同じ動作を右手でも行ってみましょう。

 

 

統合を助ける活動:

 

① シャボン玉をフラフープの中に飛ばさそう

 まず子どもは仰向けになります。子どもがシャボン玉液を自分でつけられるような腰の辺りの位置に、シャボン玉液を入れた容器を設置しておきます。

 大人がフラフープを仰向けの子供の顔の横に設置します。そのフラフープを目掛けて、子どもはシャボン玉を吹きます。

 

②一列になってお金を横に渡していく

 一円玉あるいはボタンを10-20個、紙皿の上にのせます。子どもたちは仰向けになって、手を広げてぶつからない間隔を開けて横一列に並びます。

 一番右端にいる子どもの右側にお金が置いてある紙皿を置きます。各子どもの間には空の紙皿を置いておきます。

 一番初めの子どもは、右側を向いた状態でお金を一枚拾い、左手にお金を移してから、左を向かずに腕を伸ばして隣にある空の紙皿の上にのせます。次の子供も同じようにお金を隣の紙皿に渡していきます。

 2チームあれば、競争をさせたり、タイムを計ったりできます。

 

③仰向けにてお手玉投げ

 子どもは仰向けになります。その子どもの横にお手玉を10個置いて置き、そこからさらに30cmぐらいのところに容器を置いておきます。

 子どもにお手玉を容器の中に投げ入れてもらいますが、ATNRが残存している場合、腕を曲げてから投げ入れることができないため、様々な代償運動がみられます。

 例えば、腕を真っ直ぐ伸ばしてそれを固定し、手首だけを使って投げ入れたり、腕を大きく反対側に振ってから勢いで容器に入れようとします。また、顔を反対側に向けて投げようとするなど、様々な代償が見られるので、必ず腕を曲げてから投げ入れるように声がけをしましょう。

 

④顎と肩にボールを挟もう

 顎の下にボールを挟みます。その次に、右肩と頭部でもう一つボールを挟んだ状態で四つ這いになります。この状態を保ったまま、15−20歩進みます。     ATNRが残存してる子供は、頭部をどちらかに回すと、後頭部側の手足が曲がってしまい、四つ這い姿勢を保てない場合があります。その時は、まず、頭部を回しても、四つ這い姿勢が保持できるように練習していきましょう。