ひたちなか市 リハビリ特化型 ハッピースマイル~ 児童発達支援・放課後デイサービス・保育園等訪問支援事業~

ひたちなか市に作業療法士が立ち上げた放デイ・児童発達支援事業・保育園等訪問支援事業を立ち上げました🎶(ハッピースマイル🍀)

🍀🎶~OT上野講座⑨ 腱防御反射について~🍀🎶             #ひたちなか市 #ひたちなか #療育 #リハビリ #作業療法士 #言語聴覚士  #リハビリ強化型 #ハッピースマイル #児童発達支援 #放課後デイサービス #保育園等訪問支援事業 #発達障害 #腱防御反射

ひたちなか市 リハビリ強化型⚽🏃‍♂️

 

🍀児童発達支援・放課後デイサービス・保育園等訪問支援事業🍀

ハッピースマイルです🍀😊😊

 

 

 

さぁやってきました🎵

今回も少し難しいですが、とても専門的な勉強が出来るチャンスです🎵

しかも❗日本でもなかなか取り入れられない、発達分野で最先端の海外文献内容を多く含んでおります🍀

筋緊張をコントロールする大切さ💕

反射を意識した関わり😊

耳にすることさ多いけど、どうすればいいか分かりませんよね😅是非学んでみましょう🎵

 

最後に参考文献を載せて貰いましたが、私も英語が読めないのでGoogleで要約してみました💮🎶🎶

(要約したい内容をコピーして、Googleの英和で張り付けをするだけです🎵試してみてください☺️)

では始まります✏️✏️✏️✏️

 

 

 

🍀🍀🍀🍀🍀🍀

こんにちは。作業療法士の上野です。

 

本日は、腱防御反射(Tendon Guard Reflex)についてお話したいと思います。この反射は、今までお話ししてきた原始反射としてはみなされてはいません。原始反射や姿勢反射には、明確な決まった動きのパターンがありますが、腱防御反射にはそのような明確な動きのパターンがありません。

 

腱防御反射とは、恐怖、突然の驚き、若しくは高いストレスに対する反応と言われています。ストレスに対する「固まる・闘争・逃走」反応として、生命の生存に関わる脳の領域(脳幹)で筋肉のストレス反応として最初に現われます。

 

〈どのように反応するのか〉

腱防御反射は、生存、防御、そして発達のために大切です。もし統合されていなければ、子供は常に動き回っているか、身の安全のために引きこもって動かなくなるかのどちらかの反応を示しやすいです。この反射は、脳幹からの指示で自動的に体全体が反応を示します。

 

 恐怖や危険に出会った時、「固まる」という選択肢がされると、腹部、肩、そして首が収縮します。外部の刺激には様々な種類がありますが、突然の予期せぬ音や視覚刺激、聴覚刺激といったものがあります。この刺激が起こると、体は完全に静止し、気持ちを静めることで視覚と聴覚を使用して危険を特定することができます。この反射があるお陰で、注意、動作や行動の領域を狭め、危険にあったときに、危険について分析したり、集中したりすることができます。一方、危険がなかったり、危険が去ったら、我々の筋や腱やストレスホルモンの産生は、正常値に戻って、リラックスした状態に戻るはずです。

 腱防御反射が引き起こされた場合、瞬時に母趾から筋収縮が順序よく起こり、全身に逃げるか闘うかという防御的な反応を行うように促します。この収縮は、母趾から足部の裏の腱へ伝わり、アキレス腱へと伝わって、ふくらはぎを通って大腿背面にあるハムストリングスへ、そして腰の下部、背中、首の後ろと後頭部まで収縮が連鎖します。この一連の腱や筋収縮の筋緊張が慢性的に高いと、姿勢に影響を与えたり、感覚を感じ取る能力が減少したり、注意力の低下や理解力が低下し、疲れやすくなります。また、腰の下部に痛みを感じたり、脊椎の問題が生じたり、頭痛を経験するかもしれません。

 

〈腱防御反射が統合されていない場合〉

腱防御反射が慢性的に活性化されている場合、脚の裏の筋肉が短縮し、立っている時や歩行中に床に踵が着いていないことが多く見られます。重心が前方の足趾に移動してしまい、“つま先歩き“の原因となります。このような現象が起きた場合、代償行為として、バランスを戻すために、後方に体を過剰に引いてしまうことが見られるかもしれません。また、腰や首の筋肉は収縮して、直立を保とうとして、絶え間なく収縮して、腰部と首を固定してしまいます。このように脊椎が固定されてしまうと、脳へ流入する脳脊髄液の流れは低下し、背中の筋肉が硬くなりすぎて腰痛や脊椎に関する問題を発生させる可能性があります。

 

腱防御反射は、感情的な反応パターンや認知面の発達に重要な役割を果たします。将来に対する配慮や計画を司る領域は、脳の前頭葉に存在します。我々の脳の成長の一環として、この前頭葉の機能の発達は重要でありますが、そのためには適切な脳脊髄液の量と、適切な神経信号が必要です。

慢性的に腱防御反射が活性化されていると、脊椎の慢性的な不動を招き、脳までの脳脊髄液の自然な流れが減少し、適切な脳の発達や脳機能にマイナスな影響を与えてしまいます。その結果、“脳にモヤ”を発生させる可能性があり、“全体像を捉えること“が困難となり、脈絡の中で計画したり、行動することができなくなります。また、身体と神経系の全体に緊張が広がっているため、感情的な脆弱性を生み出し、身体的・感情的な柔軟性の欠如そして、足部、脚、骨盤や脊椎の構造的な問題が出てきます。

 

メアリー・レントシュラー(Mary Rentschler, M.Ed.)教育博士によると、発達障害がある子供の多くは、腱防御系の筋や腱の筋緊張がとても高いと述べています。また、彼らは動きや感情、そして認知面における問題、重度の場合は姿勢や骨格の問題を抱えていることがあると述べてます。また、自閉症児または言語障害がある子供は、往々にして「つま先歩き」が見られるとも述べています。

 

もし、この反射が慢性的に持続している場合、その子供は常に動き回っていることが多く、衝動的な行動も見られます。

その一方、無動になる子供もいます。このような子供は、腹部、肩、首の筋肉を固めて、引きこもります。無意識的に注意領域を狭め、細かいところに過集中すること、そして慎重に動くことで安全性を求めます。

もし、腱防御反射が統合されていないと、狭い注意領域と限定された行動能力に陥ります。行動が衝動的だったり、注意をはらわなくてもよい点に過剰に集中してしまいます。また、動きの発達、感覚統合、注意力、組織化能力、理解力、そして認知機能の発達に影響します。

 

慢性的に腱防御反射が反応している時に、見られる困難な状態には、以下のような症状や様子が見られることがあります。

・姿勢不良やバランス能力が乏しい

・脚や足部の痛み

・腰痛

・協調能力が乏しい

・歩行や走る動作が困難

・話すことに遅れが見られる、あるいは発話に困難さが見られる

・不安や恐怖が見られる

・すぐにストレスを感じやすい

・課題に過集中してしまう

・頭にモヤがかかっている状態

・閉じこもり、引っ込み思案

・多動的

・物事にはまってしまいやすく、すぐに行動を起こすことが難しい

 

〈統合された腱防御反射〉

本来、腱防御反射は、我々が周囲の危険を探す時に短時間しか起こらないようになっています。完全に統合されている場合、この反射的なパターンは、どんな刺激に対しても反射的に反応するのではなく、脅威が認識された場合のみに反応するような仕組みに置き換わります。例えば、予期せぬ音、過度なストレス、バランスの崩れといった刺激に対して反応し、ストレス要因が取り除かれた後は元のリラックスした状態に戻ります。

 成熟された、若しくは統合された腱防御反射は、この防衛的なメカニズムのスイッチの“オン”、“オフ“を容易にしてくれ、脳の発達と機能を支援します。

成熟した腱防御反射は、原始反射や姿勢反射と共に活動します。例えば、伏臥位で頭を床から上げたり、背中を反ったり、両腕や両足を上げて伸ばしたり、座っている時に頭部を正中位に保ち続けるといった活動に関与しているといわれています。このような自然な動きのパターンは協働して背中の筋肉や神経系の強化を図り、将来、子供の認知機能の発達や立位、歩行、直立姿勢、そして脳の認知や感情に関わる神経系の発達を促します。腱防御反射は、脊椎の筋収縮を引き起こすことで、我々がすぐに動けるように準備します。また、乳幼児の脊柱筋群の収縮に役立ち、徐々に筋肉は立位、歩行、そして姿勢の調整を行えるようになります。成熟した腱防御反射は、人の視野、動き、行動の範囲を広げ、“全体像を捉える”ように手助けします。また、結果に結びつく行動や結果を予測することができるようになります。

 

脚の裏の筋緊張を解くことで、本来の筋や腱の長さと柔軟性が取り戻されます。本来の筋緊張を取り戻すことで、無理のない歩幅で歩行でき、容易に直立姿勢を保ち、前面と背面もバランスの取れた状態になります。この前面と背面バランスが取れていれば、エネルギーが身体全体に巡ることができ、生存に関わる脳幹部分から離れることで、視野を拡大させることができるようになります。全身の動きがスムーズになり、我々は自らの環境においてもっと早く、そして容易に変化に対応できるようになります。子供たちは楽に座れるようになることで、机上での作業活動が容易になります。彼らは、もっと集中して細部を見ることができ、周囲の環境が安全で脅威には感じられなくなるでしょう。他者と接することが容易に行えるようになり、人生における様々な活動に参加できるようになります。

 

<腱防御系の緊張をリラックスさせる体操>

・長座位で脚の裏を伸ばす

①長座位で座り、足を伸ばした状態にします。

②足首を手前に引き、体をゆっくり前に曲げて、足の親指を持てる人は持ちましょう。もし、持てない方は、足首を持って脚の裏全体をしっかり伸ばしましょう。体を倒したら、10秒ゆっくり数えましょう。2-3回繰り返します。

 

・腰のひねり運動

①腕を交差させて、お腹の上に乗せます。

②ゆっくり右方向に体を捻りさせます。この時、両腕もお腹の上を滑らせましょう。5秒保持します。

③ゆっくり真ん中に戻り、今度は左方向に捻りましょう。5秒保持します。

④次に組んでいた腕を胸の位置に上げます。①ー③と同じように体を捻ります。

⑤最後に、組んでいた腕を額若しくは頭の上まで上げます。ご自分が楽だと思う位置で良いです。①ー③と同じように体を捻ります。

 

・首の筋リリース

①頭の後頭部に指を軽く添え、ゆっくり前に押すようにして首を下に向けます。息を吐くたびに、鼻が胸に近づいていくのを意識して、力を抜いて、首の後ろの筋肉を伸ばします。3回繰り返したら、首を正面に向けます。

②次に45°右方向に首を捻ります。肩は正面に向けます。この状態で、①の手順を繰り返します。終了しましたら、正面に首を戻します。

③最後に45°左方向に首を捻ります。肩は正面に向けます。この状態で、①の手順を繰り返します。終了しましたら、正面に首を戻します。

 

〈統合する遊び〉

①腹ばいになって、背中にお人形を乗せながら、つま先を床にザクザク刺すようにしてトカゲのように進みます。

 

②キャスターのついた椅子や台車に腹ばいになって、つま先をザクザクさせながら数メートル進みます。

 

参考URL:

https://childcentremethod.com/autism-toe-walking-and-tendon-guard-reflex/

https://www.highpointaz.com/news/the-tendon-guard-reflex-our-protective-reflex